- かんけん
- I
かんけん【乾繭・干繭】貯蔵のため乾燥器で繭(マユ)を乾燥し, 中の蛹(サナギ)を殺すこと。 また, 乾燥した繭。IIかんけん【勘検】よく考えて調べること。IIIかんけん【官憲】(1)役所・行政官庁, またはその任務に携わる役人・官吏。 特に, 警察関係についていうことが多い。
「~の手がまわる」
(2)政府・官公庁の規則。IVかんけん【官権】政府・官吏の権力・権限。Vかんけん【寒暄】〔「暄」は暖かいの意〕「寒暖」に同じ。~を叙(ジヨ)・す時候の挨拶(アイサツ)をする。 寒暄を述ぶ。VIかんけん【管見】〔管の穴から見る意〕(1)見識がせまいこと。(2)自分の知識・意見をへりくだっていう語。VII「~によれば」
かんけん【艱険・艱嶮】(1)山道などがけわしい・こと(さま)。(2)きびしく困難な・こと(さま)。VIII「前途の~なるをも血気の情熱に忘れ/世路日記(香水)」
かんけん【関鍵】〔「関」はかんぬきの意〕(1)門のかんぬきと扉のかぎ。(2)物事のかなめ。「川島片岡両家の~は実に浪子にありて/不如帰(蘆花)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.